交通事故等によるケガ・仕事中の傷病(業務災害)や通勤途中の事故などによるケガ(通勤災害)・むちうち(頸椎捻挫)・打撲・捻挫・骨折・関節唇損傷・人工関節について・頸椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニア・骨粗しょう症・骨壊死・腰痛・大腿骨頭壊死症・五十肩・肩こり・スポーツ障害・先天性股関節脱臼・発育性股関節脱臼・変形性股関節症・変形性膝関節症・その他の変形性関節症
*骨塩量測定、エコー検査も取り扱っております。
*当院は労災指定病院です。労災で受診される方は、必ず受付時にその旨をお申し出ください。
元埼玉医科大学整形外科教授である金潤澤院長が、整形外科、リウマチ科、ペインクリニックの診察を行っています。
膝の痛みや肩こり、腰痛をはじめとした、身体に起こる痛みや違和感を幅広く診療しています。
また、骨折や捻挫、打撲などといった外傷の処置と治療、交通事故や労災によるケガなども診療しています。
大学病院との連携を行い、診療科目に関わらず、患者様の健康を支えます。
セカンドオピニオンの受付もおこなっていますので、なかなか症状が改善しないという方もお気軽にご相談ください。
関節リウマチとは、関節内に慢性的な炎症が起きる疾患です。
関節内に存在する「滑膜」という組織が、異常な値まで増殖することによって起こります。
進行すると関節が破壊され、機能障害を引き起こすことになります。
関節部分の症状に加え、貧血や微熱、全身の倦怠感のように全身症状が合併することもあります。
初期のころには、両方の手足指の関節が対称的に腫れます。
特に、朝はこわばるようになります。
また、人によっては膝関節や股関節など、大きめの関節にも影響があります。
水が溜まる、動きにくくなるなどに加え、痛みのせいで日常生活に支障が出てしまうことも。
基本的にはどのような年代の方にも起こることですが、特に30~40歳代の女性に多く発症します。
軽症の方、重症の方など症状の重さは様々です。
関節リウマチは関節のみならず全身にも影響が出る疾患です。
貧血症状・倦怠感・微熱などが出ることもありますが、こうなってくると症状が悪化しやすくなってしまいます。
全身の関節に対して進行していくケースの患者さんの場合は、指・手首の関節が破壊され、指が短くなったり、関節が脱臼して強く変形することがあります。
加えて足の指にも変形が起こってしまいます。
このケースで最も注意しなければならないのは、首の最上部で背骨が前にずれてしまうことによって脊髄が圧迫され、手足が麻痺したり、呼吸がしにくくなるケースがあることです。
関節リウマチの原因は、遺伝的な要因や細菌・ウイルスの感染などではないかと言われてはいますが、原因はまだはっきりとはわかっていません。
また、関節リウマチの病態は、自己免疫疾患と考えられています。
身体の一部を自分のものではないと身体が反応してしまい、抗体を作り反応を起こしてしまいます。
その為、関節液を作る「滑膜」という組織に、リンパ系の細胞が集まり反応を起こします。
重症の場合には、関節が固まる、逆にゆるんで大きく変形する、そして最終的に関節が破壊されつくすと、変形のみを残して炎症が治まります。
原因が不明なため、現時点で有効な予防法はありません。
しかし、症状を悪化させない為の対策としては、適切な休養と栄養の接種が重要です。
先述の通り、関節リウマチは早期発見、早期治療が非常に重要です。
基本的には薬物療法を行います。
抗リウマチ剤と、非ステロイド性消炎剤を使用していきます。
症例によってはステロイド剤、免疫抑制剤、生物学的製剤が用いられます。
補助療法として、ステロイド剤やヒアルロン酸製剤の関節内注射が行われることもあります。リハビリテーション・理学療法も有効です。
場合によっては、手術をした方がいいこともあります。